電動門扉の外構費用はいくら?設置価格と内訳を徹底解説

   
外構の電動門扉の費用に悩む夫婦

「門扉を自動で開け閉めできたら便利そう…」そんな憧れから電動門扉を検討し始める方は少なくありません。特に車の出入りが多い家庭や、防犯性を高めたい人にとっては、実用性と安心感を兼ね備えた設備です。

とはいえ、電動というだけで「費用が高そう」と心配になったり、「どこまで外構費用に含まれるの?」と疑問が湧いたりするのも当然です。実際には、商品価格よりも設置工事や電気配線の費用の方が大きな割合を占めるケースもあります。

そこでこの記事では、電動門扉の外構費用の内訳や価格相場、工事で気をつけたいポイントまで詳しく解説していきます。

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こんにちは。元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構に悩む人のために「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。

職人歴は約20年。現場で汗を流しながら、お客様の「理想の外構って何だろう?」をずっと考えてきました。今はその知識と経験を、こうして記事というカタチでお届けしています。

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1. 電動門扉の種類と価格の違い

電動門扉には種類があり、それぞれ価格が大きく異なります。

スライド式やオーバードア式など、開閉の方式によって必要な機構や施工内容が変わるため、費用にも差が出ます。また、門扉のサイズや素材、リモコンの種類なども価格に影響を与えます。

  • スライド式(引き戸):50万〜100万円前後
  • オーバードア式(上開き):70万〜120万円前後
  • 伸縮式や跳ね上げ式:40万〜90万円前後

「電動門扉」とひとくくりにしてしまうと見落としがちですが、ライフスタイルや敷地条件に合ったタイプ選びが、コストを無駄にしないための第一歩です。最初に種類を比較せずに選ぶと、想定外の工事費が発生することもあるため、注意しましょう。

2. 外構費用に含まれる工事内容とは

外構費用にはさまざまな工事が含まれており、見た目以上に範囲が広いです。

外構工事は単なるデザインだけでなく、生活動線や防犯性、雨水対策など多くの役割を担っています。そのため、費用の内訳を把握せずに契約すると「思ったより高かった」と感じるケースが少なくありません。内容を知っておくことで、予算とのギャップを防げます。

  • 駐車スペースのコンクリート打設やカーポート設置
  • 玄関アプローチの舗装や階段づくり
  • フェンス・門扉の設置や門まわりの装飾
  • 庭の整地・植栽・人工芝などの造園工事
  • 排水や照明などのインフラ工事

「そんなに頼んだ覚えはない」という声もありますが、外構工事は住宅全体の印象や使い勝手を大きく左右する工事です。工事内容を理解することで、費用の妥当性や必要な施工が見えてきます。

3. 設置費用の目安と本体価格のバランス

電動門扉の設置費用は、本体価格だけで判断せず、設置工事や配線工事も含めた総額で考えることが大切です。

本体価格が高いものほど高機能で見た目も良いことが多いですが、設置費用とのバランスを無視すると予算オーバーになりやすくなります。特に既存の塀や門柱との調整が必要なケースでは、工事費が大きく膨らむ可能性があります。

  • 電動スライド門扉本体:約30万〜70万円
  • 設置・配線工事費用:約10万〜30万円
  • インターホン連動やセンサー追加:数万円〜

「高い=正解」とは限りません。本体と設置費用のバランスを見極めて、全体で満足できる選択をすることが重要です。外観や機能だけに惹かれず、総額でのコストパフォーマンスをしっかり見極めましょう。

4. 電動門扉でよくあるトラブルと回避法

電動門扉は便利な反面、トラブルも起こりやすいため事前の対策が欠かせません。

故障や動作不良、センサーの誤作動など、使用頻度が高いだけに不具合が起きやすい設備です。施工の質や部品の選定が悪いと、雨の日に動かない、途中で止まるといったトラブルにもつながります。また、電動式である以上、停電時や災害時の対応も考慮が必要です。

  • リモコンの反応が鈍くなる(電波干渉やセンサー劣化)
  • 開閉時に異音がする(レールのゆがみやゴミ詰まり)
  • 停電時に開閉できない(手動開放装置の未確認)
  • 施工後すぐに傾く(地盤調査不足や基礎工事の不備)

「便利そうだから」で選んでしまうと、後悔につながる可能性があります。だからこそ、施工業者の技術力とアフターフォローを重視し、予算だけで判断しないことが大切です。

5. 費用と満足度に直結する業者選びのコツ

外構工事の成功は、信頼できる業者を選べるかどうかにかかっています。

同じような工事内容でも、業者によって見積もり金額や仕上がりに大きな差が出るのが実情です。施工の丁寧さや素材の質、アフター対応まで、業者の姿勢や経験値が結果に直結するからです。

  • 過去の施工実績が豊富な業者を選ぶ
  • 費用内訳が明確な見積書を出してくれるか確認する
  • 要望を丁寧に聞き取り、提案してくれる姿勢があるか見る

「安いから」という理由だけで決めると、後から手直しが必要になったり、思った仕上がりにならなかったりするリスクがあります。業者選びは、費用と満足度のどちらにも影響する大事な工程だと意識しておきましょう。

👷 元・外構職人の辛口視点トーク

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駐車場に門扉つけるなら、迷わず電動にしとけ。手動タイプなんて、最初は「節約できた」とか喜んでも、毎日の開け閉めで絶対に後悔する。雨の日も雪の日も、濡れながら鍵をガチャガチャなんてアホらしいって、半年で気づくからな。

電動門扉は高い?そりゃそうだ。でも便利さと防犯性は桁違い。リモコン一発でスッと開いて、閉まる。余計なストレスもゼロ。俺が20年以上現場やってきた中で、電動にしといて文句言ってた客なんて1人もいねぇよ。

結局「今いくら出せるか」じゃなくて、「10年後まで快適に使えるか」が勝負。ケチって後悔すんなよ?まずは無料で費用相場とプラン整理しろ。やるかやらないかはそれからだ。どこまでも手動で生きたい奴は止めないけどな。

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まとめ

電動門扉は、日々の利便性や防犯性を高めてくれる魅力的な設備です。ただし、設置には本体費用だけでなく、電気配線や基礎工事などの外構費用もかかるため、トータルでの予算把握が大切です。

後悔しないためには、「何にどれくらいの費用がかかるのか」を事前にしっかり整理しておくことが重要です。見積もりを比較せずに工事を進めてしまうと、費用も仕上がりも希望からズレてしまうリスクがあります。

「まだ迷っている」なら無料診断で費用やプランを整理して、「すぐに工事したい」なら複数業者に一括で見積もりを取りましょう。動くことでしか、納得できる選択肢は見えてきません。

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後悔するのは、動かなかった人だけです。

迷っているうちに時期を逃したり、何も動かずに理想と違う仕上がりになる人が本当に多いです。外構は想像以上に決めることが多く、頭の中だけで整理するのは難しいからです。

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