外構が70坪あるなら?後悔しないための設計と予算のコツ

   
70坪の敷地で外構を計画する家族

「せっかくの広い敷地、どう活かせばいい?」外構が70坪もあると夢は広がる反面、選択肢が多すぎて悩む人も多いです。

この記事では、70坪の外構設計で後悔しないために押さえておくべき5つの視点をお伝えします。

エクスビズ

こんにちは。元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構に悩む人のために「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。

職人歴は約20年。現場で汗を流しながら、お客様の「理想の外構って何だろう?」をずっと考えてきました。今はその知識と経験を、こうして記事というカタチでお届けしています。

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外構が70坪なら費用は250万円前後が目安

外構面積が70坪ある場合、費用の目安は250万円前後です。

敷地が広くなると、使う資材や施工範囲が増えるため、必然的にコストも上がります。特に駐車スペースやアプローチ、庭まわりなどにしっかり手を加えたい場合、それなりの予算が必要になります。また、見た目のバランスや使い勝手も重要になるため、設計にも時間と費用がかかります。

例えば以下のような構成が一般的です。

  • 土間コンクリート 30万円〜50万円
  • 門柱・フェンス 40万円〜60万円
  • 植栽・芝生・庭まわり 40万円〜60万円
  • 照明・アプローチデザイン 30万円〜50万円

もちろん、「とにかく安く」と割り切るなら150万円台で収めることも可能です。しかしそれでは全体のバランスや機能性を犠牲にする可能性もあります。満足できる外構に仕上げたいなら、ある程度の予算は覚悟しておくべきです。

庭・駐車場・アプローチのバランスが仕上がりを左右する

広い敷地をどう分けるかで、外構の印象と使い勝手は大きく変わります。

たとえば庭を優先すると駐車スペースが狭くなったり、駐車場を広くとるとアプローチが単調になるケースもあります。どこに重点を置くかを決めずに進めると、全体のバランスがちぐはぐになりやすいのです。また、将来的なライフスタイルの変化も考慮しないと、数年後に使いづらく感じることもあります。

具体的には以下のような配分を考えると良いでしょう:

  • 家族で庭時間を楽しみたい → 庭スペース優先+小さめ駐車場
  • 来客が多い → 駐車2〜3台確保+見映えするアプローチ
  • 生活導線重視 → アプローチを最短距離で機能的に設計

「全部盛り」にしようとすると、どれも中途半端になるリスクがあります。まず優先順位を決めて、バランスよく配置することが大切です。

ゾーンごとの用途と導線を最初に明確にする

外構の設計では、まず各ゾーンの使い方と動線を明確にすることが大切です。

敷地が広くなるほど、駐車場・庭・アプローチ・サービスヤードなど、用途の違うスペースが増えていきます。動線がバラバラだと日々の使い勝手が悪くなり、設計ミスに気づかないまま工事が進んでしまうこともあります。だからこそ、最初にゾーニングと動線設計を徹底する必要があります。

たとえば以下のように考えておくと安心です:

  • 駐車場:車の出し入れがしやすく、道路からのアプローチに直結
  • 庭:リビングとつながる位置で、くつろぎやすい場所に配置
  • サービスヤード:勝手口や洗濯動線に近い位置に設置

「あとで直せばいい」と安易に考えてしまうと、後悔につながります。最初にしっかり用途と導線を整理することが、後悔しない外構づくりの第一歩です。

メンテナンス性まで考慮した素材選びが鍵

外構に使う素材は、見た目だけでなく「メンテナンス性」で選ぶことが重要です。

おしゃれな素材でも、汚れやすかったり、定期的なメンテナンスが必要なものだと、維持が負担になります。日々の掃除や長期的な耐久性まで視野に入れて選ぶことで、暮らしの快適さが大きく変わってきます。

  • アプローチは汚れが目立ちにくい色味のタイル
  • 砂利敷きは防草シートを併用して雑草対策
  • 門柱やフェンスは錆びにくいアルミ素材

「見た目がいいから」という理由だけで選ぶと、後から後悔することもあります。メンテナンスが楽になる素材を選ぶことで、長く快適に使える外構になります。

外構だけで70坪ある場合は“用途の分け方”が命

70坪もの広さが外構に使えるなら、まず考えるべきは「どう使い分けるか」です。

広いからこそ、目的があいまいなまま設計すると、まとまりがなくなり使いづらい空間になります。動線や視線の流れ、日当たりなども考慮しながら、ゾーンごとに役割を決めておくことが重要です。

  • アプローチ+門まわり
  • 車2〜3台分の駐車スペース
  • 家庭菜園や趣味の庭スペース
  • 子どもが遊べる芝スペース
  • 目隠しフェンスや境界の仕切り

「とにかく広ければ何とかなる」と思いがちですが、逆にだだっ広く感じてしまうケースもあります。役割を整理するだけで、空間が一気に使いやすくなるという事実を意識しておきましょう。

👷 元・外構職人の辛口視点トーク

エクスビズ

70坪もあるからこそ、決めきれないヤツが多すぎる。 広いから楽勝だと思ってるなら、甘いぞ。

現場で何百件もやってきたが、「広すぎて逆に動線グチャグチャ」「植栽も照明も中途半端」っての、何度も見てきた。要は、どう使いたいかが見えてないんだよ。

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グダグダ悩んでるヒマがあったら、動け。考えるより、提案を見ろ。最終的に決めるのはお前だ。覚悟決めて、一歩踏み出せ。

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外構工事を計画中の家族

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まとめ:広さを活かせるかどうかは“決め方”次第

外構70坪は自由度が高い分、決めることも多くなります。

迷ったときは、プロの提案を一度見てみてください。自分では思いつかなかったアイデアに出会えることも多いです。

信頼できる業者と出会うには?

 完成した外構を眺める家族

後悔するのは、動かなかった人だけです。

迷っているうちに時期を逃したり、何も動かずに理想と違う仕上がりになる人が本当に多いです。外構は想像以上に決めることが多く、頭の中だけで整理するのは難しいからです。

たとえば「駐車場の位置はどうする?」「子どもが遊べるスペースも残せる?」など、自分では気づけなかったポイントをプロが的確に提案してくれます。たった1回の提案を見ただけで、頭の中が一気に整理されたという人も多いです。

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