外構工事に120万かけたらこうなった|費用配分と満足度のリアル

   
外構工事を120万円で計画する夫婦

「外構に120万円って、高いの?安いの?どこまでできるの?」──はじめての外構工事、予算の相場感がつかめずに悩んでいる方は少なくありません。SNSやブログを見ればいろんな施工例が並びますが、自分の家に当てはまるのか分からずモヤモヤしている人も多いはずです。

実際、120万円という予算は、贅沢ではないけれど、しっかり計画すれば満足度の高い外構を実現できる金額です。ただし、どこにお金をかけて、どこを削るかで、仕上がりはまったく変わります。

だからこそこの記事では、120万円という予算で外構工事をしたリアルな体験や費用配分の考え方を元に、後悔しないためのポイントをまとめました。

エクスビズ

こんにちは。元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構に悩む人のために「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。

職人歴は約20年。現場で汗を流しながら、お客様の「理想の外構って何だろう?」をずっと考えてきました。今はその知識と経験を、こうして記事というカタチでお届けしています。

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1. 120万円の外構で実現できること

外構に120万円の予算があれば、最低限の機能性とちょっとしたデザイン性を両立したプランが実現できます。

この価格帯は、決して贅沢とは言えませんが、駐車場・アプローチ・門柱といった必要最低限の外構設備をしっかり整えることが可能です。予算配分と素材の選び方次第で、見た目にもこだわった施工も目指せます。

  • コンクリートの駐車場(土間)1台分+アプローチ施工
  • シンプルな機能門柱とポストの設置
  • 外周フェンスの一部(隣地側など)
  • 砂利敷き+防草シートで雑草対策

「120万円じゃ何もできない」と思われがちですが、それは選び方を間違えた場合です。必要な要素を見極めて、ポイントを絞って施工すれば、120万円でも十分に満足できる外構は実現できます。

2. 費用の内訳と優先順位の決め方

外構において120万円という限られた予算を最大限に活かすには、最初に「何にいくら使うか」を明確にし、優先順位を決めることが重要です。

なぜなら、外構工事はパーツごとに単価も違えば、効果も大きく変わるからです。見た目のインパクトを重視するのか、生活導線の快適さを求めるのかで、かけるべき費用も変わります。また、将来のリフォームや増設を見越して「今やるべき場所」と「後回しにできる場所」を見極めることも大切です。

  • 駐車場2台分の土間コンクリート:約50万円
  • シンプルな機能門柱とポスト:約10万円
  • 境界フェンス20m(アルミ製):約30万円
  • 玄関アプローチの平板敷き:約15万円
  • 残り15万円で照明や植栽などを調整

「一気におしゃれにしたいから」とバランスを無視して高額な装飾や門柱に偏ると、実用性に欠けて後悔することもあります。本当に必要な機能から予算を割り振ることで、見た目も使い勝手も満足度の高い外構に仕上がります。

3. 満足度が高かった工事内容とは?

外構工事で満足度が高かったのは、「使いやすさ」と「見た目」を両立できた部分です。

外構は毎日の生活動線に直結するため、実用性を無視したデザインでは意味がありません。加えて、家全体の印象を左右するため、デザイン性も一定レベルは欲しいというのが本音です。この2つを両立できた工事内容こそが、最も満足度を感じられました。

  • カーポート設置(車の雨よけ+見た目の重厚感)
  • アプローチの石貼り(デザイン性と滑りにくさを両立)
  • 目隠しフェンス(プライバシー+デザイン性)

一方で、「全部DIYでいい」「とにかく安ければいい」という考え方もあるかもしれません。しかしそれでは長く使ううちに不満が出やすくなります。せっかく120万円かけるなら、日々の満足度が高い場所にしっかり投資するべきです。

4. 「やっておけばよかった」と感じた後悔ポイント

外構工事において「後で後悔した…」という声は意外と多いものです。

限られた予算内で工事をする場合、どうしても優先度の低そうな部分を削る判断になりがちですが、実際に暮らし始めてから「やっぱり必要だった」と感じることも少なくありません。見た目よりも生活のしやすさを基準にした設計が重要です。

  • ポストや表札を後回しにして不便を感じた
  • 夜の動線が暗くて照明を入れておけばよかったと後悔
  • 防犯対策を軽視して後から不安になった

「どうせ後からでも付けられる」と思いがちですが、追加工事には割高な費用がかかるうえ、施工時期を逃すと工事自体が難しくなることもあります。だからこそ、初期の段階で将来を見据えた設計と施工が大切です。

5. 120万円を成功投資に変える3つのコツ

120万円という予算を「満足できる外構」につなげるには、戦略的な使い方が不可欠です。

なぜなら、外構工事は見た目だけでなく、生活動線や防犯性など実用面にも大きく関わるからです。使い道を間違えると、デザインも機能も中途半端な仕上がりになりかねません。だからこそ、費用配分に明確な基準が必要なのです。

  • 優先順位をつけて「絶対に必要なもの」から決める
  • 見栄えにこだわるなら「素材選び」より「配置とバランス」
  • 手を入れすぎず、将来の追加リフォームも視野に入れる

「せっかくなら全部やりたい」「おしゃれにしたい」という気持ちも分かりますが、それで予算オーバーしては本末転倒です。満足度を高めるには、優先順位と妥協点を見極めることが何より大事。結果的に「いい投資だった」と思える外構に仕上がります。

👷 元・外構職人の辛口視点トーク

エクスビズ

外構120万?まあ平均だな。決して安くもないし、豪華すぎもしねぇ。でもな、「120万かけたのに微妙だった」って声、現場じゃよく聞く。原因はシンプル。金の使い方を間違えてるだけだ。見た目に全部ぶっ込んで、機能がスカスカとか、防草シートケチって草だらけとか、笑えねぇだろ。

プロでも迷うのが外構の費用配分なんだよ。門柱?カーポート?フェンス?…全部やりたくなる気持ちはわかる。でもな、そこをグッと絞って、目的と優先順位をはっきりさせなきゃダメ。まずこれやれ。費用とプランを無料で整理しろ。迷ってるやつほど、それが一番の近道だ。

まさか「なんとなくこのデザインが好き」で決めようとしてないよな?だったら、あとで必ず後悔する。俺は何百件も見てきたけど、「迷って放置」してたやつが一番損してるぞ。甘い幻想は捨てろ。120万、失敗するには高すぎんだよ。

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外構工事を計画中の家族

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まとめ:外構120万円は「正しく使えば」満足できる

120万円という外構予算は、使い方次第で驚くほど満足度の高い仕上がりになります。ただし、最初にしっかりと費用配分を見直さないと、見た目も機能も中途半端で終わってしまうリスクも。特に初めての外構工事では、相場感と優先順位の判断がカギになります。

「まだ迷ってる」「うちの場合どうなる?」という方は、まずは無料でできる外構プラン診断を活用して、費用感やプランの方向性を整理してみてください。診断を通じて、自分に合った外構の形が見えてきます。

「もう外構を進めたい」「信頼できる業者を絞りたい」という人は、一括見積もりサービスで相見積もりを取りましょう。120万円の予算をどう活かせるか、プロの提案を比べることで納得の一社が見えてくるはずです。

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 完成した外構を眺める家族

後悔するのは、動かなかった人だけです。

迷っているうちに時期を逃したり、何も動かずに理想と違う仕上がりになる人が本当に多いです。外構は想像以上に決めることが多く、頭の中だけで整理するのは難しいからです。

たとえば「駐車場の位置はどうする?」「子どもが遊べるスペースも残せる?」など、自分では気づけなかったポイントをプロが的確に提案してくれます。たった1回の提案を見ただけで、頭の中が一気に整理されたという人も多いです。

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