外構ライトの後付け完全ガイド|費用・電源・設置方法まで丸わかり!

「夜の庭が暗くてちょっと不便…」「防犯のためにライトを後からつけたい」そんな声は意外と多いです。
実は外構ライトの後付けは、工夫次第でしっかり対応可能。ただし電源や配線の問題、設置場所の選び方を間違えると「見た目が微妙」「無駄にコストがかかる」など後悔ポイントも多くあります。
そこでこの記事では、外構ライトを後付けする際に知っておくべき基礎知識と、失敗しないためのコツを5つ紹介します。

こんにちは。元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構に悩む人のために「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。
職人歴は約20年。現場で汗を流しながら、お客様の「理想の外構って何だろう?」をずっと考えてきました。今はその知識と経験を、こうして記事というカタチでお届けしています。
1. 外構ライト後付けの費用相場はどれくらい?
外構ライトを後付けする場合、費用相場は1〜5万円/箇所が目安です。
価格差が大きい理由は、「電源の有無」「配線工事の有無」「ライトの種類」によって大きく変動するからです。ソーラータイプのように配線不要な商品であれば本体代だけで済みますが、配線工事が発生すると施工費用が上乗せされます。
たとえば以下のような例が挙げられます:
- ソーラー式ライト(DIY設置):約5,000〜15,000円
- 電源式ライト(業者施工):約20,000〜50,000円
- 複数箇所の照明+配線工事:10万円以上のケースも
「たった一つのライトにこの金額?」と感じる人もいますが、防犯性や夜間の安全確保を考えれば、決して無駄な投資ではありません。むしろ安く仕上げようとして失敗すると、結局やり直しになって高くつくことも。最初に必要な箇所と予算の全体感をつかむことが大切です。
2. 外構ライトの後付けは「電源」がカギ
外構ライトを後付けする際は、まず「電源の確保」が最大のポイントです。
新築時と違い、後付けではすでに完成している外構に配線を通す必要があるため、手間や費用がかかりやすくなります。また、電源の位置によって設置可能なライトの種類や場所も大きく左右されます。
例えば以下のような選択肢があります:
- 既存のコンセントから引き込む(屋外用防水カバー必須)
- 埋設配線を追加工事して引き直す
- ソーラー式や乾電池式ライトを選ぶ(配線不要)
「ソーラー式でいいかな」と安易に考える方もいますが、光量や点灯時間が不安定な場合もあります。後悔しないためにも、まずは使用目的に応じた電源の選定を意識して設計を始めるべきです。
3. 配線なしならソーラーや乾電池式もアリ
配線工事ができない場合でも、ソーラーライトや乾電池式のライトなら後付け設置が可能です。
外構リフォームでは既存の構造を壊したくないというケースが多く、配線を新たに引くのが難しいこともあります。そんなとき、電源不要なタイプなら壁や地面を傷つけずに設置できるというメリットがあります。
たとえば以下のような選択肢があります。
- 太陽光で自動点灯する「ソーラーライト」
- 玄関や通路に設置しやすい「乾電池式スポットライト」
- 人感センサー付きで防犯にも使える「ワイヤレスLED」
もちろん、照度や照射範囲は有線タイプに劣るケースもあります。しかし、設置のしやすさや配線コスト不要という利点を考えると、後付けには十分アリな選択肢です。
4. 後付けでも“照らすべき場所”は守る
ライトを後付けする場合でも、照らすべき場所の基本は絶対に外せません。
たとえオシャレなデザインや設置しやすい製品を選んだとしても、肝心の場所が暗ければ意味がありません。防犯性や安全性を確保するうえで「どこに光を当てるか」が最優先です。
たとえば後付けライトでも、以下の場所は特に優先順位が高いです。
- アプローチや玄関までの動線(つまずき防止)
- 門柱や表札まわり(訪問者・郵便対応)
- 勝手口・裏庭・窓周辺(防犯目的)
「せっかく後付けするなら好きな場所に置きたい」という考えもわかりますが、優先順位を無視するとかえって不便になることもあります。まずは“必要な明るさ”を確保することを意識しましょう。
5. DIY設置と業者依頼、それぞれの違い
外構ライトの後付けは、DIYと業者依頼のどちらにもメリット・デメリットがあります。
DIYはコストを抑えられるのが最大の利点ですが、電気工事の知識や配線スキルが求められるため、設置の失敗や安全性の不安がつきまといます。一方、業者依頼は費用はかかるものの、仕上がりの美しさや耐久性、保証の面で安心感があります。
たとえば…
- DIY:ソーラーライトや乾電池式の簡易ライト
- 業者依頼:電源直結のLEDライト、外壁や門柱への配線施工
- DIY:ホームセンター商品を自力で取り付け
- 業者依頼:現地調査+図面+照明設計まで一括対応
「後でやり直すことになった」「結局高くついた」という声も少なくありません。技術に自信がなければ、最初からプロに任せた方が結果的に満足度は高くなります。
👷 元・外構職人の辛口視点トーク

後付けライトって聞こえはいいけどな、正直ほとんどの奴が失敗する。理由?カッコよさだけで選んでるからだよ。
現場で何百件も見てきたけど、「安かったから」「見た目がよかったから」で選んで、結局暗い・眩しい・使えないの三拍子。一番ヤバいのは、防犯灯つけてるのに防犯になってない家な。笑えねぇ。
だからまずやることはひとつ。費用とプランを整理してから動け。光の強さも配置も、プロの視点がないとバランス崩れる。
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まとめ:
外構ライトの後付けは、ちょっとした工夫と準備で暮らしの快適さを大きくアップさせることができます。電源の種類や設置場所に注意すれば、後からでも美しく実用的なライトアップが可能です。
とはいえ「どこに」「どんなライトを」「いくらで設置するか」を感覚で決めるのは危険です。まずは費用感とプランを無料で整理できる診断ツールで、今の状況を“見える化”しておきましょう。
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