今人気の外構デザインとは?最新トレンドと選ばれる理由を解説

「せっかくの新築なのに、外構がパッとしない…」そんな後悔をしたくない人が増えています。家の外観は、そのまま住まいの印象に直結します。だからこそ、外構にこだわる人がここ数年で急増しています。
Instagramや施工例サイトで映える外構を見るたびに「こんな風にしたい」と思う一方で、「実際に人気のデザインってどんなの?」「流行りに乗っても古臭くならない?」と悩む声もよく聞きます。
失敗したくないなら、まずは“今、実際に選ばれている外構”を知るのが近道です。そこでこの記事では、2025年時点で人気のある外構デザインと、その理由について詳しく解説していきます。

こんにちは。元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構に悩む人のために「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。
職人歴は約20年。現場で汗を流しながら、お客様の「理想の外構って何だろう?」をずっと考えてきました。今はその知識と経験を、こうして記事というカタチでお届けしています。
1. シンプルモダンが不動の人気
今の外構デザインで根強い人気を誇るのが「シンプルモダン」です。
無駄を削ぎ落としたスタイルは、家そのもののデザインを引き立て、時代に左右されにくい点が支持される理由です。さらに、直線的で整ったラインや落ち着いた色合いが、見る人に清潔感や洗練された印象を与えます。
- 白・グレー・ブラックを基調にした無機質な色合い
- 直線的な門柱や塀、フラットなアプローチ
- 植栽や照明も最小限でシンプルな構成
「個性がなくてつまらない」と思われるかもしれませんが、住む人のライフスタイルや建物の個性が引き立つのがシンプルモダンの魅力です。長く使う外構だからこそ、流行に流されない定番デザインが選ばれ続けているのです。
2. 自然素材を活かしたナチュラル外構
ナチュラルな外構は、自然素材を取り入れて周囲と調和する温かみのある雰囲気をつくることができます。
人工物だけで構成された外構よりも、木材や石などの自然素材を活かすことで、家全体に柔らかな印象を与えます。また、季節の移ろいや経年変化も楽しめるのが特徴です。手入れの手間は多少ありますが、それも含めて味になるデザインとして支持されています。
- 枕木や天然石を使ったアプローチ
- 木製フェンスやウッドデッキの設置
- 草花やグランドカバーで植栽に変化を
ただし、自然素材は人工素材に比べて劣化が早かったり、メンテナンスが必要になることもあります。それでも「自然の雰囲気を大切にしたい」「ナチュラルな住まいを目指したい」という人にとっては、十分に選ぶ価値があるスタイルです。
3. プライバシー重視のクローズドスタイル
周囲の視線を遮ることを最優先にしたい方には、クローズドスタイルの外構が最適です。
塀や門扉などで敷地全体を囲むことで、外からの視線を大幅にカットできます。防犯性の高さや落ち着いた雰囲気も魅力で、プライベートな空間をしっかり確保したい方に向いています。家の中や庭の様子が見えないことで、精神的な安心感も得られます。
- ブロック塀+門扉でしっかり囲う
- 植栽や生垣で自然に視線をカットする
- 門まわりを格子やスリットでスタイリッシュに仕上げる
ただし、閉鎖的になりすぎると圧迫感が出たり、採光や通風に影響する場合もあります。そのため、素材や高さ、抜け感の工夫が大切です。完全に囲うのではなく、バランスをとりながら快適さと防犯性の両立を目指すのが理想的です。
4. おしゃれな照明で夜の魅せ方を演出
外構に照明を取り入れることで、夜の住宅を美しく演出できます。
昼間の外構だけでなく、夜の見え方まで考えられているデザインは、それだけで洗練された印象を与えます。照明は単に明るくするためではなく、防犯や安全面の向上にもつながるため、実用性も兼ね備えています。
- アプローチを照らすポールライト
- 植栽を照らすスポットライト
- 壁や床面に埋め込む間接照明
- 階段や段差部分の足元灯
「電気代がかかるのでは?」という不安の声もありますが、最近はLEDやソーラー式の照明も多く、省エネで導入しやすくなっています。コストと効果のバランスを考えた照明選びが、夜の外構に差をつけるポイントです。
5. メンテナンスしやすさで選ばれるデザイン
外構デザインを選ぶとき、見た目だけでなく「メンテナンスのしやすさ」を重視する人が増えています。
なぜなら、おしゃれな外構でも手入れが大変だと、すぐに劣化したり雑草に悩まされたりして、暮らしのストレスにつながるからです。特に共働き家庭や高齢世帯では、手間のかからない構造が求められる傾向にあります。維持費や手間を減らす視点から選ぶことが、長く快適に住むコツです。
- 人工芝や防草シートで草取り不要の庭にする
- 水はけのよい舗装でぬかるみを防ぐ
- 掃除しやすいシンプルな構造の門まわりにする
「おしゃれなデザインにしたい」という気持ちは大切ですが、それが将来の負担になる可能性もあります。デザインと実用性のバランスを見極めて、メンテナンスしやすい外構を選ぶことが後悔しないためのポイントです。
👷 元・外構職人の辛口視点トーク

人気のデザインやりたい気持ち、わかるよ。でもな、家ってのは住む人のスタイルが出る場所なんだよ。新築ならなおさら、建物に合わせて考え抜いたはずだろ?外構だけトレンド追っかけて「なんか違うな」ってなるのは、よくある話。デザイン雑誌に載ってる外構がそのまま自分の家に合うとは限らねえ。
オープンスタイルが流行ってるからって、見せたくない部分まで晒す必要はねぇし、木目フェンスが人気だからって、自分の家の雰囲気に合わなきゃ逆効果。家と外構はセットで仕上がるもんだから、「うちに似合うか?」で選べ。あと、見た目だけで決めると、後々「掃除が面倒」「手入れに金がかかる」って後悔するのがオチ。
トレンドに踊らされるな。まずやることは、自分の希望と現実の予算を整理すること。それができりゃ、職人側もプランしやすいし、無駄な金も使わずに済む。いいか?「映え」より「納得」。無料で整理できるツールがあるから、まずそれ使ってみろよ。やらずに流行だけ追っても、後悔すんのはお前だぞ。
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まとめ
今の外構デザインは、「見た目がいい」だけではなく、実用性やメンテナンス性も重視されています。特にシンプルで洗練されたデザインや、自然を取り入れたナチュラルスタイルは、長く住む上で飽きがこないと評価されています。
ただし、流行のデザインが必ずしも自分の家やライフスタイルに合うとは限りません。失敗しないためには、家とのバランスや家族の使い方まで考慮した設計が必要です。だからこそ、自分の希望や条件を整理しておくことが重要なのです。
まずは「まだ迷っている」段階なら、無料診断ツールであなたの希望を整理してみてください。そして「すぐに工事を進めたい」なら、複数業者から外構一括見積もりを取って、最適なプランを比較してみましょう。
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