庭をコンクリートにした人のリアルな声|後悔しない選び方とは?

庭 コンクリートで後悔する男性

「庭を全部コンクリートにしたら、楽になると思ったのに…」――夏の照り返しや水たまり、味気なさにガッカリしたという声は少なくありません。施工前はメリットが大きく見えがちですが、暮らし始めてから不便さに気づくケースが多いのが実情です。

とはいえ、コンクリートは雑草対策や掃除のしやすさ、駐車・自転車置き場の安定性など確かな利点もあります。大事なのは「全部コンクリ」か「部分使い」かの見極めと、排水・勾配・仕上げまで含めた設計です。正しい選び方を知れば、後悔はぐっと減らせます

そこでこの記事では、実際に後悔しがちなポイントと、その回避策をプロ目線で整理。コンクリートが向く庭・向かない庭の見極めから、代替素材との組み合わせ方、面積配分の考え方まで具体的に解説します。

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こんにちは、元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構で悩む方に向けて、「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。

現場で約20年、夏は炎天下で汗だくになり、冬はかじかむ手でブロックを積みながら、数えきれない外構工事に携わってきました。実際の失敗や後悔の事例もふまえて、読んだ方が同じ失敗を避けられる判断材料をまとめています。

 

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1. よくある「後悔ポイント」3つとその原因

庭を全面コンクリートにすると、想定外のデメリットで後悔しやすくなります。

理由は、熱や水の挙動、素材特性を軽視しがちだからです。夏場は照り返しで体感温度が上がり、居心地が悪くなります。排水や勾配の設計が甘いと水たまりや泥はねが発生し、乾きにくい影や北面ではコケも出やすくなります。さらに目地やひび割れへの理解不足は、美観低下と補修コストの増大につながります。

  • 照り返し・熱気:夏場に高温化して屋外が使いづらい
  • 水はけ不良:勾配不足で水たまり・泥はね・コケ発生
  • ひび割れ・汚れ:温度伸縮や施工精度不足で美観が低下

とはいえ、コンクリート自体が悪いわけではありません。用途に合わせて面積配分を見直し、適切な勾配・排水・目地計画、洗い出し等の仕上げを選べば快適性は向上します。「全部コンクリ」ではなく設計の精度で後悔は回避できるため、計画段階でリスクと対策をセットで考えることが大切です。

2. コンクリートが向く庭・向かない庭の見極め方

コンクリートの適否は「用途」と「環境」で見極めるのが基本です。

荷重がかかる場所や高頻度に歩く動線では耐久性と水平性が役立ちますが、透水性が低く熱を蓄えるため、植栽重視の庭や強い日射のテラスでは不利になります。地盤が弱いと沈下・ひび割れのリスクも増えます。用途と気候・日射・排水条件をセットで評価することが大切です。

  • 向く:駐車・自転車置き場/玄関アプローチの要所/北側のぬかるみ対策
  • 向かない:樹木の根域や菜園/西日が強いテラス/雨水が集まる低地

「全部コンクリなら楽」という考えもありますが、熱・水はけ・景観の課題が残ります。砂利や人工芝、透水性舗装、植栽スリットを組み合わせれば使い勝手は向上します。結局は面積配分で最適化するのが後悔しない選び方です。

3. 勾配・排水・目地設計で後悔を防ぐコツ

土間コンクリートは、勾配・排水・目地を「セット」で設計すれば、使い勝手も耐久性も高まり後悔を防げます。

勾配が足りないと水たまりや苔が生じ、排水計画が甘いと家側へ逆流する恐れがあります。目地は熱伸縮や不同沈下の力を逃がし、ひび割れを局所化します。つまり勾配・排水・目地を一体で最適化することが肝心です。

  • 勾配はおおむね3%を確保し、道路側や集水桝へ導く
  • 集水桝・側溝の位置を先に決め、逆勾配を避ける配管計画にする
  • 面積が広い場合は3〜4m程度ごとに伸縮目地やスリットを設ける
  • スリットには砂利や人工芝を入れて排水性と意匠性を両立

「フラットのほうが美しい」「目地が多いと目立つ」と思うかもしれません。しかし見た目優先で機能を削ると、結局ひび割れや汚れに悩まされます。意匠は後から足せますが機能はやり直しが高くつきます。だからこそ最初にセットで設計するべきです。

4. 人工芝・砂利・デッキとの組み合わせで解決する

全面コンクリートの弱点を補うには、人工芝・砂利・デッキを用途別に組み合わせるのが効果的です。

人工芝はクッション性と温度低減に優れ、素足でも過ごしやすくなります。砂利は透水性と雑草抑制に役立ち、雨後のぬかりや黒ずみを軽減します。デッキは“居場所”をつくり、室内との段差を緩和して動線を滑らかにします。配置を最適化すれば、熱・水たまり・単調さを一度に解決できます。

  • 駐車場=土間コンクリ+伸縮目地(タイヤ痕対策/排水計画)
  • 子どもスペース=高耐久人工芝+防草シート(クッション性・管理性)
  • 建物際=防草砂利+透水シート(雨だれ・雑草抑制)
  • アプローチ=平板敷き+砂利目地(意匠とメンテの両立)
  • 掃き出し前=樹脂デッキ+日除け(居場所づくりと温度対策)

「素材が増えると費用や手入れが大変では?」という不安もありますが、面積を絞り耐久性の高い材料を選べば総コストは最適化できます。結論として、用途ごとに素材を組み合わせる方が、快適性と見た目を両立しやすく後悔が減ります。長く使う場所ほど、機能に合った素材選びを優先しましょう。

5. 面積配分と優先順位の決め方(失敗しない選び方)

面積配分は「用途→使用頻度→将来変化」の順に優先順位をつけて決めるのが失敗しない選び方です。

全面コンクリは楽ですが、照り返しや単調さ・排水不良のリスクが増えます。動線や日当たり、雨水の流れなど敷地条件で最適解は変わります。さらに家族構成や車の台数は変わるため、後から拡張しやすい可変域を残すことが重要です。

  • 駐車・自転車ゾーン:土間コンクリ+乗降部は刷毛引き等で滑りにくく
  • くつろぎゾーン:ウッドデッキや人工芝で3〜4m角の居場所を確保
  • 目地・スリット:砂利や植栽を入れて排水と温度緩和を両立
  • 将来用:砕石下地の“予備区画”を残し、増車時に打設可能に

「面倒だから全部コンクリでいい」という考えもありますが、後々の照り返しやひび補修費が重くのしかかります。まず生活シーンと動線を書き出し、優先度の低い部分は別素材に置き換えましょう。“全部ではなく、必要なところだけコンクリ”が後悔しない近道です



👷 元・外構職人の辛口視点トーク

エクスビズ

庭をコンクリにして「雑草なくて最高!」って思うのは最初だけだ。夏は照り返しでサウナ状態、冬は霜で割れて補修費用がかさむ。俺は現場で何百件も見てきたけど、全面コンクリで得した奴はほとんどいない。楽したいならせめて部分使いにしとけ、これが現場の真実だ。

よく「後悔してる」って声を聞くけど、それって全部「考えずに打った」だけ。動線も用途も考えずに、業者に丸投げした結果だ。20年以上やってきた俺からすれば、面積配分と素材の組み合わせを理解してない施主はカモにされる。余計なやり直しで金ドブにするくらいなら、最初に全体プランを整理しろ。

だからまずは数字と現実を見ろ。庭全体の費用相場とプランを整理できる無料診断ツールがあるんだから、それをやらない手はない。「デザイン重視で決めたけど後悔してます」なんてアホな結末は避けろよ。やる前に考えるか、やってから泣くか、選ぶのはお前だ。

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まとめ

庭をコンクリートにする選択は、雑草対策や掃除のしやすさなどメリットが明確な一方、照り返し・水はけ・ひび割れ・単調さといったデメリットも現実的です。後悔を防ぐカギは、「全面」ではなく用途ごとの面積配分と、排水・勾配・目地・仕上げの設計をセットで考えることにあります。

たとえば駐車・自転車ゾーンは土間コンクリート、くつろぎスペースはウッドデッキや人工芝、抜け道や見切りは砂利や植栽スリットにするなど、素材を組み合わせれば機能と景観のバランスが取りやすくなります。“楽さ”と“心地よさ”を両立させるには、面積のメリハリと納まりの精度が重要です。

「まだ迷っている」という方は、無料診断ツールで外構全体のプランと優先順位を整理してみてください。「すぐに工事を進めたい」という方は、外構一括見積もりで具体的な費用感と提案を比較し、最短ルートで後悔しない選択につなげましょう。

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