【見落とし厳禁】外構の保証をチェックしないと損する理由

   
外構の保証について確認する夫婦

「外構工事って、ちゃんとした保証があるの?」そんな疑問を持ったまま契約してしまう人は意外と多いです。見た目や価格にばかり目がいって、保証内容を後回しにしてしまうと、いざというときに泣きを見ることも。

実際に「工事後すぐにブロック塀が傾いたけど、保証がなくて修理費が全額自己負担だった」というようなケースもあります。トラブルが起きたときに頼れるのが保証ですが、その中身や期間は業者によってまちまちです。

だからこそ契約前に保証の内容をしっかりチェックすることが、失敗しない外構工事の第一歩。そこでこの記事では、「外構の保証内容で絶対に確認しておくべきポイント」を具体的に解説します。

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こんにちは。元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構に悩む人のために「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。

職人歴は約20年。現場で汗を流しながら、お客様の「理想の外構って何だろう?」をずっと考えてきました。今はその知識と経験を、こうして記事というカタチでお届けしています。

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1. 保証がある業者とない業者の違い

保証がある業者は、施工後のリスクに責任を持つ姿勢が明確です。

保証が付いている業者は、万が一の不具合にも対応する体制が整っており、工事の品質にも自信を持っていることが多いです。一方で、保証がない業者は、トラブル発生時に施主側がすべての費用を負担するリスクを抱えます。価格が安くても、長期的には高くつく可能性があります。

  • 工事後○年の保証期間がある(例:2年・5年)
  • 施工ミスや素材の不良にも対応する保証制度
  • アフターサービスが定期的に行われる

「保証がなくても大丈夫」と思うかもしれませんが、施工直後では気づきにくい問題が後から発覚するケースは多々あります。安心して外構を任せたいなら、保証の有無を判断基準に加えることが賢明です。

2. 保証期間はどれくらい?最低ラインの目安

外構工事の保証期間は「1〜2年」が最低ラインと考えるべきです。

多くの業者は1年保証を設定していますが、これは施工不良などの初期トラブルをカバーするためのものです。耐久性が問われる外構設備においては、2年以上の保証があるとより安心できます。とくに門柱・カーポート・土間コンクリートなど、施工難易度が高い部分ほど長期保証の有無を確認すべきです。

  • 門柱・門扉などの構造物:2〜5年保証が目安
  • 土間コンクリート・舗装:1〜3年保証が多い
  • フェンス・ブロック:1〜2年保証が一般的

「1年も保証されれば十分」と思われがちですが、実際は1年を超えてから不具合が出ることもあります。最低でも2年保証を基準に、できるだけ長く対応してくれる業者を選ぶことが賢明です。

3. 保証対象になる工事と対象外の工事

外構の保証には、対象となる工事と対象外の工事があります。

すべての工事が保証されるわけではなく、構造物などの主要部分は保証される一方で、経年劣化や自然災害による損傷は対象外となるケースが多いです。事前に保証範囲を確認しないと、あとで「これは保証外です」と言われてトラブルになることもあります。

  • 対象になる例:ブロック塀、フェンス、カーポートの施工不良による傾き
  • 対象外になる例:植物の枯れ、台風による破損、経年劣化によるヒビ割れ
  • グレーな例:目地の剥がれや白華現象(保証の有無は業者による)

「全部保証されると思っていた」というのはよくある勘違いです。対象と対象外の違いを把握することが、あとから後悔しないコツです。

4. 保証書の内容と注意すべき文言

保証書は必ず目を通し、重要な文言には細心の注意を払いましょう。

なぜなら、保証の対象範囲や条件、除外事項などが明記されており、後々のトラブル回避に直結するからです。特に「免責事項」や「施工対象外」などの表現がある場合、それに該当すると保証が受けられない可能性があります。また、保証期間が短すぎるケースも注意が必要です。

  • 「自然災害・地震は対象外」と書かれている
  • 「第三者の破損は保証対象外」と明記されている
  • 「メンテナンスを怠った場合は無効」と記載されている

「とりあえず保証がついていれば安心」と思って契約するのは危険です。細かい表現の違いが、大きな差を生むこともあります。だからこそ、保証書の内容は契約前にしっかり確認することが欠かせません。

5. トラブル時に役立つ保証の活用法

万が一の不具合やトラブルに備えて、保証を上手に活用することが重要です。

外構工事は屋外で自然環境にさらされるため、想定外の劣化や施工ミスが後から見つかることがあります。その際に、保証制度があることで修理や再施工を無償で受けられる可能性があります。保証は“お守り”のような存在でありながら、適切に使えば実際の負担を大きく減らす効果があります。

  • コンクリートのひび割れや沈下に対する再施工保証
  • フェンスの倒壊や破損への部品交換対応
  • 排水設備の不具合に対する点検・修理

「保証があるから大丈夫」と安心しすぎると、期限切れや対象外となるケースもあります。保証は“使えるときにすぐ使う”のが鉄則です。施工後の違和感は早めに連絡し、書面を確認して正しく対応してもらいましょう。

👷 元・外構職人の辛口視点トーク

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保証もそりゃ大事だけどさ、本当に頼れるのは“人”なんだよ。オレが現場で20年以上やってて思うのは、いざって時にすぐ動いてくれる業者は、保証書よりも信頼ってわけ。ちゃんと連絡すりゃ「すぐ見に行きます」って来てくれる。そういう業者を選べば、書類より安心できる。

実際、書いてある保証内容があっても「それは対象外です」とか言われたら意味ねぇだろ?トラブルは“紙”じゃなくて“関係性”で解決すんだよ。だから最初の段階で、いい職人かどうか、信用できるか見極める目が必要ってわけ。安さだけで選んだら、後で泣くぞ。

まずは冷静に整理しろ。「自分に必要な保証って何か?」「どんな業者なら信用できるか?」…それがわかんねぇなら、無料でまとめて整理できるツールがあるから、使ってみりゃいい。迷ってる時間が一番ムダ。まず行動して、土台を固めろ。それが外構成功の近道だ。

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まとめ

外構工事における保証は、完成後の安心感を支える大切な仕組みです。工事直後は問題がなくても、数カ月・数年経ってから不具合が出ることもあります。そのときに備えて、保証の有無や内容を把握しておくことがトラブル回避につながります。

保証といっても、業者によって対応範囲や年数が異なります。また、「保証がある」と記載されていても、いざというときに対象外となるケースもあるため、契約前に保証書の中身をしっかり読み込むことが重要です。

保証内容まで含めて工事プランを整理したいなら、無料診断ツールで今の希望条件を整理してみてください。まだ迷っている方は「無料診断」、すぐに業者を比較したい方は「外構一括見積もり」で行動を始めましょう。

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