外構で使うセメントって何が違う?モルタル・コンクリートとの使い分けを解説
外構工事において、よく使われる言葉に「セメント」「モルタル」「コンクリート」がありますが、それぞれの違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。「なんとなく聞いたことがあるけど、何がどう違うの?」という声は非常に多く寄せられます。
実際、これらは似ているようで用途や性能に明確な違いがあります。使い分けを誤ると、耐久性や仕上がりに大きな影響が出ることもありますし、業者に依頼する際に誤解が生じる原因にもなりかねません。
そこでこの記事では、外構に使われるセメント・モルタル・コンクリートの違いをわかりやすく解説し、それぞれの特徴や適した用途について詳しくご紹介していきます。

こんにちは、元・外構職人のケン(2級建築士)です。このサイトでは、外構で悩む方に向けて、「ウソなし・経験ベース」で記事を書いています。
現場で約20年、夏は炎天下で汗だくになり、冬はかじかむ手でブロックを積みながら、数えきれない外構工事に携わってきました。実際の失敗や後悔の事例もふまえて、読んだ方が同じ失敗を避けられる判断材料をまとめています。
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1. セメントとは?素材の基本を知ろう
セメントは、モルタルやコンクリートの元になる素材であり、外構工事に欠かせない基礎材料です。
水と反応して硬化する性質があり、骨材(砂や砂利)と混ぜて使うことで、さまざまな構造物を作ることができます。単体ではあまり使われず、モルタルやコンクリートとして利用されるのが一般的です。つまりセメントは「つなぎ役」の原料のような存在です。
- モルタル:セメント+砂+水で構成され、レンガの接着などに使用
- コンクリート:セメント+砂+砂利+水で構成され、基礎などに使用
- インスタントセメント:水を加えるだけで使えるDIY用製品もある
「セメントだけあれば何でもできる」と考える方もいますが、それだけでは施工には不十分です。用途に応じて、適切な混合と配合が必要であることを理解しましょう。
2. モルタルとは?セメントとの違いは?
モルタルは、セメントに砂と水を加えて練り混ぜた建築材料です。
セメント単体では接着力は高いものの、割れやすく扱いが難しいため、実際の施工では砂と水を加えたモルタルが多く使われます。モルタルは柔軟性があり、ブロック積みや外壁の仕上げなどに適しています。
- セメント:水と反応して硬化する結合材。単体では使用しない。
- モルタル:セメント+砂+水で構成。ブロック積みや目地などに使用。
- 用途:仕上げ材・接着材・下地調整など幅広く対応。
一方で、モルタルはコンクリートに比べて耐久性や強度が劣るため、構造体には不向きです。仕上げや接着を目的とするならモルタルで十分ですが、構造物には別の素材を使う判断が重要です。
3. コンクリートとは?モルタルとの違い
コンクリートはモルタルよりも強度と耐久性に優れた外構材料です。
その理由は、モルタルが「セメント+砂+水」で構成されるのに対し、コンクリートはそこに「砂利(砕石)」が加わることで構造的に強固になるためです。砂利が骨材としての役割を果たし、強度が格段に上がるため、車の重量がかかる駐車場などに多く使用されます。
- モルタル:目地埋め、ブロック積みなど細部作業向け
- コンクリート:土間、駐車場、基礎など構造部材に使用
- セメント:両者の主原料であり接着・結合の役割
「モルタルの方が扱いやすそう」と感じるかもしれませんが、外構工事では耐久性の必要度に応じて材料を使い分けることが重要です。安易な選択がひび割れや沈下の原因になることもあるため、設計段階でしっかり検討しましょう。
4. 外構での具体的な使い分け例
セメント、モルタル、コンクリートは、それぞれ使いどころが異なるため外構では目的に応じて使い分けることが重要です。
セメントは他の材料の原料として使われることが多く、単体での使用はほとんどありません。モルタルは接着力が高く、ブロックの目地やタイルの固定に使われます。コンクリートは耐久性と強度に優れており、車庫や土間など荷重がかかる場所に最適です。
- 門柱やブロック塀の目地埋め:モルタル
- 玄関アプローチの舗装:コンクリート
- ブロックの接着や下地づくり:モルタル
- 土間コン、カーポートの下地:コンクリート
「モルタルでもいけるんじゃ?」と思う方もいますが、強度や耐久性が求められる場所には不向きです。あくまで役割を理解し、正しく使い分けることでトラブルを防げます。
5. 失敗しない材料選びのポイント
外構に使う材料は、用途に応じて正しく選ばないと施工後に後悔するリスクがあります。
なぜなら、セメント・モルタル・コンクリートは見た目が似ていても性質が異なり、それぞれに合った使い方をしないと、ひび割れや剥離などのトラブルが発生するからです。材料選びを間違えると、強度不足や美観の劣化につながります。
- 基礎や土間など、構造を支える場所にはコンクリート
- レンガやブロックの接着にはモルタル
- セメントはモルタルやコンクリートの原材料として使用
「全部セメントでいいんじゃないの?」という声もありますが、それでは強度や耐久性が出ません。目的ごとに材料の特徴を把握し、最適なものを選ぶことが重要です。
👷 元・外構職人の辛口視点トーク

セメントとモルタルとコンクリート、同じだと思ってる奴、マジで危険だぞ。20年以上現場やってきたが、材料の違いもわからずにDIYでやって失敗してるやつ、山ほど見てきた。セメントは“接着剤”、モルタルは“つなぎ”、コンクリートは“骨格”みたいなもんだ。使い方を間違えると、強度も見た目も全部台無しになる。
特に土間コンやブロック積みをやるなら、材料選びは命取り。セメント単体じゃ固まっても脆すぎるし、モルタルだけで土間やるとひび割れてボロボロ。コンクリートに砂利が入ってる理由、ちゃんと理解してんのか?プロが何をどう混ぜて使ってるか、そこまで考えろって話。
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まとめ
外構工事でよく使われるセメント、モルタル、コンクリートは、それぞれ役割や使いどころが異なります。名前は似ていますが、性質を理解せずに選ぶと仕上がりや耐久性に大きな差が出てしまいます。まずは違いを知ることが失敗を防ぐ第一歩です。
特にDIYで施工を考えている方は、材料の混合比や施工条件によってトラブルが起きやすいため注意が必要です。業者に依頼する場合でも、正しい知識があれば提案を理解しやすくなり、余計な費用をかけずに済みます。
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以上、「外構で使うセメントって何が違う?モルタル・コンクリートとの使い分けを解説…という話題でした。



